V.W.は東京藝術大学で生じる「ハラスメント」に関する様々な問題に取り組む団体です。
活動の目標
1.ハラスメント、性暴力などの加害者に本来なされるべき適切な処分を求めていくこと。被害者が不自由なく通学、今後の活動をしていけるようにすること。
2.大学職員による二次加害が多く報告されており、二次加害をさせないシステムを作るよう大学に訴えること。
3.大学側の不当な対応によって被害を明かすことや、相談することができない被害者を受け入れ、専門機関などに繋げられるネットワークを作ること。
芸大の現況と今後の活動
多くのハラスメントや性暴力が芸大内で起きていることは疑いようのない事実です。
しかし現状それらの事実が公になることは極めて稀です。学生相談員や大学職員による二次加害が多数報告されており、大学側には被害を適切に受け入れる体制があるとは言えません。 また学科によっては学校と業界が著しく密接で、告発よってその後の作家生命が断たれるケースもあります。
そこで私たちは被害者を受け止めるネットワークの構築に力を入れていきます。
被害者の意向に沿って安全に聞き取りを行い、各分野の専門家や協力者に繋げ今後の対応を共に模索することを計画しています。そして最終的には被害者が何らかのアクションを行う際、支援することを視野に入れています。
芸大の深刻なハラスメントや性暴力は今に始まったことではなく、昔からある深刻な問題です。故に大学に自浄作用はないと考えられ、学内のみでの議論や問題提起による解決は困難と考えます。この活動は特に学外の方々の力によって、利害関係のない第三者機関による介入によって実現されます。
応援のお願い
藝大というコミュニティ内外両方からの助けが必要です。 些細なことであっても皆さま一人一人からのお力添えが、藝大における性暴力やハラスメ ントを、「黙認された俗習」ではなく「処罰すべき人権侵害・犯罪」だと訴えるための力になります。 現状、ハラスメント、性被害に対して少数では抗議することが困難な状況です。 応援のほどよろしくお願い申し上げます。
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